今朝未明から降った雨は相当激しかったですね~!!
弊社は朝から様々な雨漏り補修のご依頼が殺到しました。
この雨漏りの原因を調べるのに最も有効なのは降っている
最中にその侵入箇所が見れることです。
本日伺った某ショッピングセンターには3箇所の雨漏りが
あり、食肉をカットする機械の上だけはすぐに応急処置を
お願いしたいとのことでした。
幸い、雨漏り個所のすぐそばに「天井点検孔」があったので
対応ができました。
衛生上も配慮して帽子をかぶります。
こうやってみるとお腹が出ているように見えますが、これは
シャツの膨らみ・・・のはずです。
天井裏を覗いてみると、断熱材の上に雨が落ち続けていたので
かなり重くなっており、且つ何か生き物の巣のような状態に
なっていました。
雨はこの横方向に伸びた鉄骨の縁から落ちてきていました。
天井下地の上に道板を乗せ、その上にバケツをセットして
応急処置は完了です!!
あとは雨が上がってから屋根の上から調査となります。
このように天井裏の懐が深い建物は対応しやすいのですが、
住宅の場合はここまで懐がありませんので雨のさなかに見る
のは雨漏り箇所のみとなります。
しかし、今日のような横風に煽られて、あるいは吹上て入って
来る雨は雨漏りではありません。
住宅は軒裏・屋根裏・外壁内に空気が滞留しないよう至る箇所
に通気孔を設けています。
そこから吹き込めば部屋の中に届かなくても必ず雨は入って
いるのです。
心配すべきは通常のシトシト雨で家屋内に侵入することですので
ご認識頂けると幸いです。
今夜半にはこの雨も止みますので明日は今日ご依頼のあった
建物の正式な調査に追われそうです。。。(^^ゞ