日増しに物事を考える時間が増えてきました。
毎日何かを判断し決断するという繰り返しを頻繁に行っているから
でしょうか。
ジッと座って自分を客観的に思い返すとちょっとした言動の反省点
が見えてきます。
どうすれば一団体のリーダーとして最良の行動が出来るか?そして
私らしさとは何だろう。
出ごとばかりの生活をしていると様々な考え方に触れる、学ぶ機会
があります。その中で最も心に響いた言葉があって、元は落語のネタ
だった「空があんなに青いのも電信柱が高いのも郵便ポストが赤いのも
みんな私が悪いのよ」というこ言葉を経営コンサルタントの一倉定氏が
「 電信柱が高いのも郵便ポストが赤いのも全て経営者の責任である」
「社長が知らないうちに起こったこと」でも全て社長の責任なのだ。
昔勤めていた㈱大庄の尊敬する平博氏から「君はドロを被れ」と言われ
たのを思い出しました。
恐らく、若い私は妙にお利口さんで表面だけを取り繕っていたのかも
しれません。そんな私が長として自分より年上の人たちを動かしていく
ために最も必要な言葉でした。
頭を下げることをカッコ悪いとかイヤだとか言う人もいます。しかし、
自分に関わることは全て自分の責任だと感じられるならば、頭を下げる
ことは当たり前のことです。
意味の無いプライド?いや、ただの意固地で自分の成長を自分でストップ
している可哀そう人もいます。
物事の捉え方一つでそれはプラスになったりマイナスになったりしますが、
どうせ一度きりの人生なら全てをプラスに捉えていきたいものです。