先日京都会議に出席した際、少しだけ時間があったので
清水寺と三十三間堂を観光しました。清水寺は4回目、
三十三間堂は2回目です(^^♪
清水寺から三十三間堂に向かう際、タクシーに乗りました。
京都のタクシー運転手は、やはり観光のまちだけあって
皆さん、京都に関して非常に詳しいですね。たまたま乗った
タクシーの運転手は、これがまた何とも言えないオーラを
醸しているおじさんでした。タクシーに乗った瞬間、
運:「あんたらぁ、どこから来たんや」
海:「宮崎からです」
運:「観光客はやれ清水寺や、金閣寺やいうけどなぁ、
あんたらぁ、寺のホンマの素顔いうんは知っとるんか?」
海:「寺の素顔ですか?」
運:「今日はなぁ、特別に教えたる」
海:「何ですか?寺の素顔って」
運:「まぁ教えたる」
こんな会話で三十三間堂に向かったのですが、果たしてどこに行くのか?
途中でいきなり左折してあるお寺の中に入って行きました。
運:「ここはなぁ妙法院門跡言うんや、あの本堂は国宝や。」
海:「観光客誰もいませんね」
運:「ちょっとドア開けるで」
海:「・・・」
運:「静かやろ、これがホントの寺の素顔や。これをわびさび言うんや」
海:「ありがとうございました」
まぁこんな感じで遠回りして三十三間堂に着いたのですが、この三十三間堂は
妙法院の「お堂」だそうです。そして、お寺の周りの塀には線が入っていますが
5本線の妙法院はお寺として「最高位」に位置するとか。
確かに妙法院も三十三間堂も5本線でした。大変勉強になりました(*^^)
来年はわびさびを求めてお寺巡りをしようか。。。☆