昨日のニュージーランドの地震の映像は衝撃的でした。
人が逃げ惑う姿、助けを叫ぶ姿、頭から血を流しながら
電話をかけている姿、どれも日常では考えられない非日常的な
光景でした。
災害は突然訪れます、日ごろの備えが必要ですね。
崩壊している建物を見てると、どれも築100年以上のレンガ造りの
建物でした。これらの時代の建物はネオ・ゴシック建築といわれ、
ヨーロッパの様式で建てた建物です。
ヨーロッパはほとんど地震の発生しない地域であり、お城の造り
にあるように「積石造(そせきぞう)」といって、石や煉瓦を積み上げて
建物を構成しています。イギリスでは築400年程度の建物の
内装だけを改修して普通に住まわれています。
石や煉瓦を積むということは当然横に長い窓をつけることは不可能です。
だからヨーロッパの建物は縦に長い窓が多いですね。
全ての壁面が構造体の要を呈しているので、間取りの変更をしようと
思ったら大変なことでしょうね。
日本の建物は木造軸組みという骨組みで建物を支えています。
壁の役目は間仕切りや一部耐力壁程度で、模様替えも容易です。
ニュージーランドは最近、地震が頻発していますね、今この地に
適した建築は日本式が合いそうな気がします・・・
一度は行ってみたい国でしたがあの光景を思い出す間は当分
行くこともないかな(--〆)。
1日も早い復旧をこころより願いますm(__)m
最近波が上がっててワクワクしますが、行く時間が無い・・・(;一_一)。