先日無事に完成した西小路のK様邸ですが、
当社の超多忙な鮫君に代わって工事の詳細を補足
したいと思います。。。(^^♪
☆まずは玄関ホール☆
床板は無垢の檜を使用していましたが、当社のこだわり
である無塗装の杉のうづくりを使用することになりました。
壁・天井は漆喰で仕上げ、天井の一部にはアクセントとして
竹を編んだ網代(アジロ)を使用しました。また、玄関収納も
低いタイプとし、カウンター材には長さ3.3mの杉の一枚板
を使用しています。
☆次にキッチン☆
玄関ホールは檜の床板でしたが、キッチンの床は合板の
フローリングという仕様になっていました。築14年の建物
ですが、当時は対面キッチンが少なかったようです。
壁は杉板、天井は漆喰で仕上ました。オール手造りのキッチンは
奥様の一番のご希望でした(^^)板の部分のお手入れにつきましては
これから「ヌカ雑巾」で磨き上げていきます。現在は住宅も健康的な
素材が主流になっていて、米ぬかを塗料にしたものも売られています。
それを手ぬぐいにしみ込ませ拭き上げていくだけですので、誰でも
簡単に扱えます、しかも人体には一切無害です!!
天板のタイルは端部の縁が少し凸状になっていて、水などが床に
流れ落ちる心配はありません。既製品のキッチンと比べると、
使い勝手や収納力では敵いませんが、それ以前に思い描いた
通りのキッチンで家事をする喜びには換え難いことですね(^^♪
☆続いて縁側☆
縁側も床は無垢の檜でした。突き当りには押入れがあり
このスペースをご主人様の書斎にしたいとのご希望でした。
壁・天井を漆喰で仕上げ、壁にあった照明を天井のダウンライト
へ変更!突き当りの押入れは一枚板のデスクと本棚に変~身っ!!
もちろん床は杉のうづくりですYO!
壁・天井などの色によってその空間の明るさは全く変わってきます。
特に「ホワイト」は外からの光や照明の光を反射してくれるので
より明るさが増します。
☆最後に床の間☆
壁は昔ながらのジュラク…純和風の建物には上品ですが、
やはり色あいが暗いため明るさがちょっと足りないかな?って
感じますね。。。
照明は天井に埋め込みました、この床の間の造作は全く
さわっていません!これだけ雰囲気を変えるポイントは照明
と壁・天井の色です。当初の吊り下げタイプの照明は下を
照らすだけのものだったので、どうしても天井が暗くなりがち
になります。天井に埋め込んだ照明は一番高いところから
均一な光を放ってくれるので、空間全体が明るくなります(^^)!!
☆☆☆今回この工事を任せていただいたお施主様との出会いは
当社のホームページを関東にいたお施主様が見ていたことでした♪
去年の年末、多分仕事納めの前日の夕方だったと思いますが、
明日で今年も終わりかぁ…なんて会社の外でたそがれていたら
ご夫婦がニコニコ(^^)しながら近づいてくるではありませんか??
ちょっとご相談があって…と県所有の物件で売りにでている建物が
あってリフォームしたらいくらぐらいかかるか知ってから購入を決めたい
とのことでした。早速翌日現地へ赴き建物を床下から天井裏まで
見せていただき「この造りならしっかり施工してあって間違いありません」
とまず建物に太鼓判を押しました。そして見積もりをするのですが…
私もお施主様も後から知ったのですが、実はこの建物は県の発注の
官舎として14年前に当社が施工をしていたのです(^^)!!
これも何かの縁だったんでしょうね。。。☆
社長は今でもこの建物のどこになにがあるかなど、全て覚えていました…
技術者としての社長の姿勢を垣間見ることができてちょっと嬉しく
思いました。。。(^^♪この工事は海人にとってそんな一面もあった
思い出深い現場となりました!私共に今回この建物に携わる機会を
与えてくださったK様、本当にありがとうございましたm(__)m☆☆☆
これからもK様ご家族のご多幸をこころよりお祈り申し上げます。。。(*^^)v
「ど宴会」の折には是非、鮫君と「割り箸割り」の実演に
挑戦させていただきます。。。(ToT)/~~~
K様のご親族がご立腹されない程度に盛り上げてまいります…m(__)m