» 木を切るということ海人的日記

2014.09.17カテゴリー : Works

木を切るということ

現在解体中の現場に大きな楠があります。

高さは15メートル弱、幹回りは3メートルほど

あるでしょうか。

樹齢はざっとみても100~200年は経っていそうな勇壮な

姿の楠姿です。

根もかなり広く深そうですね。

なんだかトトロがいそうな雰囲気でもあります(*^_^*)

神社の御神木ではありませんが、この地に100年以上も根を

張り、ここに住む方の生活の営みを見守ってきた大木を切る

ということは少し心に引っかかるものがあります。

せめて切る前に、塩・米・お酒を供えてこれまでありがとう

ございましたとご挨拶をしてから作業にとりかかろうと思います。

万物に八百万の神が宿るように、誰かが拝めばそこに神が

宿ると聞きます。

これから新しい生活をするための家を建てるためでは

ありますが、これまでの感謝を忘れないようにお施主様に

代わってしっかりとお勤めしておきます。

新たなマイホームからの眺めは最高でしょうね(*^_^*)

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