先週のこと、災害復旧工事をしている現場へ行くと
3人の作業員さんが入っており、擁壁ブロックの解
体や土の移動を行っていました。現場担当者に次の
工程を尋ねると、次の職種の人が入れるのがこの日
の夕方になるのでコンクリートが打てるのが来週の
火曜日になる、とのこと。では今日入っている作業
員さんはどこまで仕事をするのか尋ねると、今現在
の作業が終わったら帰ります、とのこと。
お昼で帰っても人件費は1日分かかりますし、次回
のコンクリート打設作業も数時間で終わるのにまた
数人の作業員さんの人件費がかかります。
次の工程の作業は私が若い頃経験があったので、夕
方にしか来られない業者さんの元へ道具と材料を取
りに行ってもらって、お昼休みをほぼ返上で作業手
順・注意点等を教えながら会社のスタッフで作業を
進めました。
こんな時に過去の経験が生きるとは!
みんなの協力のおかげで無事にコンクリート打ちも
終わり、工期も人件費も節約することが出来ました。
良い現場監督は無駄をせず、最短で最高品質の工事
を指揮することが出来る人です。
ただ現場に居れば良い、なんて考えの人が現場監督
だった場合、工期はいつまでも延び延びとなりそれ
に比例して品質も悪くなりがちです。
これからも周りのスタッフ全員のレベルアップを目
指してまいります(^^)/