» 現場で研修海人的日記

2020.04.12カテゴリー : Works

現場で研修

先週のこと、災害復旧工事をしている現場へ行くと

3人の作業員さんが入っており、擁壁ブロックの解

体や土の移動を行っていました。現場担当者に次の

工程を尋ねると、次の職種の人が入れるのがこの日

の夕方になるのでコンクリートが打てるのが来週の

火曜日になる、とのこと。では今日入っている作業

員さんはどこまで仕事をするのか尋ねると、今現在

の作業が終わったら帰ります、とのこと。

お昼で帰っても人件費は1日分かかりますし、次回

のコンクリート打設作業も数時間で終わるのにまた

数人の作業員さんの人件費がかかります。

次の工程の作業は私が若い頃経験があったので、夕

方にしか来られない業者さんの元へ道具と材料を取

りに行ってもらって、お昼休みをほぼ返上で作業手

順・注意点等を教えながら会社のスタッフで作業を

進めました。

こんな時に過去の経験が生きるとは!

みんなの協力のおかげで無事にコンクリート打ちも

終わり、工期も人件費も節約することが出来ました。

良い現場監督は無駄をせず、最短で最高品質の工事

を指揮することが出来る人です。

ただ現場に居れば良い、なんて考えの人が現場監督

だった場合、工期はいつまでも延び延びとなりそれ

に比例して品質も悪くなりがちです。

これからも周りのスタッフ全員のレベルアップを目

指してまいります(^^)/

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