» 失敗しない打ち放し海人的日記

2019.07.13カテゴリー : Works

失敗しない打ち放し

「打ち放し」というとゴルフ練習場をイメージする方が

多いと思いますが、私の場合はコンクリート打ち放し仕

上げのことを言います。

バブルの頃はとにかく打ち放しが流行り、そこら中にコ

ンクリートむき出しの建物が建ちました。当時の打ち放

しはその名の通り、表面の保護等も行っていないので今

は劣化している建物を多く見かけます。

そんなコンクリート打ち放しをいつまでも綺麗に保てる

技術も進化してまいりました!そしてその技術は新築時

のみならず、古くなった打ち放しを新築時の状態に戻し

たり、コンクリート打設時の打継ぎ部が目立ってしまっ

た時の補修などコンクリートに関する様々な場面で活躍

しております(#^^#)

こちらの塀はコールドジョイントと呼ばれる打継部が目立

ってしまった塀です。機能的には問題ありませんが、見た

目が気になります。

これがどのように生まれ変わるか・・・??

なっ、なんと!!どこにコールドジョイントがあったのか?

全く分からなくなりました(^^)/

間近で見てもこの通り!!これで表面の保護にもなります

ので一石二鳥です!!

長く美しいコンクリート打ち放しの建物や工作物を作るこ

とが可能となりました。ひとつだけ注意点があります、そ

れは人の手による仕上げですので出来上がりの品質が職人

さんの技量に左右されるということです。

現在建設中のなかしま保育園も一部打ち放し仕上げを採用

しています。順次、仮設足場が外れていきますのでお近く

をお通りの際はこの建物のコンクリート打ち放し部分の仕

上りの美しさにご注目ください!!( ^^) _旦~~

 

 

ページトップへ