人それぞれに土地選びの際には様々な条件があると思います。
しかし、何年も経ったあとで不測の事態が発生することもある
のですね。
写真のお宅は地盤の不同沈下により建物自体の床高が変わって
しまい、室内の床の高さが一般的な許容範囲を大幅に超えて
10㎝ほど基礎が上下に移動していました。
そんな基礎から一旦土台を切り離して建物の床を水平に
戻す工事を行っております。
このレベル(水平)を合わせるのが結構大変な作業でしたが・・・
無事に全てのレベルを戻すことが出来ました(^^)
以前、耐震補強の金物を業者が取付けたようです。上の写真の
位置はきちんと補強になっています。
↑ ↑ ↑ ここは木の火打ち土台が入っているので基本的に
金属での補強は必要ありません”(-“”-)”
建築のプロならここに補強金物を入れても意味がないことぐらい
分かるはずなので素人業者の仕業でしょうね。
このお宅の場合は耐震補強よりも床のゆがみを直すことが
最優先です。
床に関しては張り替え等の流れの中で余計な費用はかけずに
水平剛性を高める方法もありますので、家に問題が発生して
どう対処してよいか判断がつかないときにはぜひ私ども建築
のプロにご相談ください 。。。^^) /