ここ最近、「孤立死」というニュースを連続で見ました。近所付き合いの
希薄化によって、昔あったコミュニティが崩壊しているのが分かります。
どうすれば救えたか?とマスコミは行政の担当にコメントを求めていますが、
本来であれば、先ずは親族、親戚ではないだろうか。
私は個人的な意見ですが、全てを行政に委ねているようではこの国は
発展しないと考えています。今変わるべきは自分自身、国民一人ひとり
の意識が変わるべきだと強く思っております。
私が子どもの頃はよく近所のおじちゃんやおばちゃんに叱られたもの
でした。わざわざ親にそのことを告げに来たおばちゃんもいました。
親はすみません、とありがとうございます、しか言いませんでした。
最近の一部の親は、ウチのことはほっといてくれと言う人がいるそうですね。
自分の子どもが悪さしたことに対し、自分の教育が悪かったかなと自分を
顧みる以前に他人から言われたことに対し腹を立てる・・・遺憾です。
昨年発災した東日本大震災において、全国から多くの志が集まりました。
元寇・黒船来航・大東亜戦争に次ぐ第4の国難とも言うべき大震災。
これまで全ての国難を乗り越え復興してきた日本、今回の国難に対して
活動している民間の人たちを見ていると、国民としての「絆」が再認識
されたのではないでしょうか。今年に入りいろんなところで日本人として
どうあるべきかというお話を何度も聞いているのでひとつご紹介します。
「民族滅亡の三原則」
①理想(夢)を失った民族
②全ての価値を物で捉え、心の価値を見失った民族
③自国の歴史を忘れた民族
私の個人的な解釈では、この三原則は「会社」や「家・家族」も同じでは
ないでしょうか。また③の「歴史」を知るということは自分のルーツを知る
ことであり、今自分が存在していることに対して先人たちに対する感謝の
気持ちを忘れてはいけないことだと感じました。
日本人はまだまだ捨てたものではありません、日本人としてどうあるべきか
一人ひとりが考えて暮らすことで、先ずは心の復興を遂げようではありませんか。
日々勉強ですね。