先週の土・日・月で延岡市の姉妹都市である福井県坂井市(旧丸岡町)へ
交流使節団として「丸岡古城まつり」への参加と地元の方との交流を兼ねて
行ってまいりました。福井県は以前に2回ほど行ったことがありますが、
地元の人と交流することはなかったので、とても充実した旅となりました☆
延岡と丸岡の繋がりも知らずに行った海人は、先ずその繋がりの歴史を
知ることになりました。丸岡藩5万石を8代に亘って統治してきた有馬公の
菩提寺には、代々の当主の墓石が建てられています。この有馬公が昔、
延岡の城主だったのですね、延岡を3代にわたって治めた後、配置換えで
240人の家臣を連れてこの地へ渡って来たというルーツを初めて知りました。
延岡を治めていた初代の有馬公の奥方が、徳川家康の孫にあたる「国姫」
でした。この国姫の逸話はたくさんありますが、有名なのは女人禁制の
愛宕山に最初に登った女性という話があります。また、私のご先祖様を
播州赤穂から呼び寄せたのもこの国姫様だそうで、在籍した年代と私の
ご先祖様が延岡に来た年代が一致しました。。。(^^)/
繋がりはこれだけではありません、この丸岡には「日向神楽」が存在
するのです!これは、延岡からそのままお殿様と一緒に丸岡に来て脈々と
受け継がれているのです。当時は扶持もあったそうですが、廃藩置県の
際に扶持もなくなり、厳しい時期もあったそうですが地元の有志の皆様が
しっかりと受け継いできたそうです。延岡市民としてとても嬉しく思います。
今では日向神楽のための資料館や集会場、舞台と設備も整っています。
その神楽保存会の人に聞いた話では、元々の丸岡に無い名字の方が
数件いらっしゃるそうで、名前は「甲斐さん」「林田さん」とのことでした。
これも嬉しいことですね。しかも、言葉も何か似ています。言葉の語尾を
伸ばす以外はイントネーションなどもほとんど同じなので、すぐに地元の
人になれますよ。。。(^^)
私が今回の交流使節団で知った延岡と丸岡のルーツは以上です☆
皆さんも機会がありましたら是非、丸岡に遊びに行ってみませんか??