県内全域が対象ということもあり、選挙カーの存在感を
あまり感じることの無い県知事選挙。
東国原氏が前回出馬した背景には汚職事件があり、それも
追い風となって当選することとなりました。
その後、県内にどのような変化が起こったか?私の業界で
いくと県発注の入札方式が指名競争入札から一般競争入札
に代わったことで、高千穂で行う工事を地元ではなく日南
の業者が落札したり、日南で行う工事を延岡の業者が落札
したりと、地元の業者がいるにも関わらず移動だけでも3
時間はかかるような経費の嵩む工事を低落札率で競合した
結果、僻地・山間部の災害復旧等、地元のインフラを守っ
てきた業者がかなり淘汰されることとなりました。
それはそれとして、このポスター掲示板はそんな山間部の
ものですが、候補者が一人足りませんね。
やはり、人口減少は山間部・僻地から進むのでしょうか?
そして中心市街地に人が集まるコンパクトシティ化が進む
ではないか、そんな事を10数年前から想像しながら立地
の良い場所に不動産を集めてきました。
今回の選挙結果で宮崎県がどのように変わるかは分かりま
せんが、自分の未来は人任せ・風任せでなく自ら考え創り
上げていくものだと改めて実感しております。