» ☆海人in京都(観光編Ⅱ)☆海人的日記

2009.01.30カテゴリー : a pastime

☆海人in京都(観光編Ⅱ)☆

本当は奈良まで足を延ばして法隆寺に行きたかったのですが、

そんな時間も無く「平等院鳳凰堂」に行くことに相成りました。。。☆

鳳凰堂は1053年の平安時代に建立されました。世界遺産としても

登録されているすんばらしい建物です。。。(^o^)/☆☆☆ロマンだねぇ~☆

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「昭和40年代風」でポーズを決めてみました。。。両親の若かりし頃の

アルバムはどこに行ってもこのポーズで写っておりました…(-_-;)。

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おぉ~すんばらしいっ!!♪ きれいなシンメトリー(左右対称)ですね~☆

もともとこの建物はどんな色をしていたのかご存知でしょうか?

壁には極彩色の阿弥陀如来の絵がすき間も無いくらい描かれていて

柱・梁は全て朱塗り。屋根の垂木の先端は彫刻が施されたうえに金箔が

貼っていたというまさに「豪華絢爛」な建物でした。。。ロマンだねぇ~☆

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幾度もの改修工事を経て今にいたるそうですが、木の軸組みなどはほとんどが

当時のままであります。屋根は何度か葺き替えてあり、瓦もそれぞれの時代に

一番良い窯のものが使われていました。ちなみにこのベタな写真はある人の

アドバイスに乗っただけであります。。。

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敷地内に小さな東屋があったのですが、この材はかなり古いものでした。

柱に閂の穴があることから、もともと使われていた材で改修工事の

ときに入れ替えをしたものを再利用したのかな。。。??ロマンだねぇ~☆

間違ってたらすみません…m(__)m。

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韓国から来むちた。京都がちゅきです。ってな感じに

見えますでしょうか。。。(^^)

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別の角度から。軸組みや屋根の隅木の反り、垂木の反り、大きさのバランス、

どれを見ても素晴らしい!!昔は今のような測量の機械もなく、「規矩術」というのが

あって、棟梁から弟子へ口伝されて現在も伝えられています。ロマンだねぇ~☆

しかし、現在この建物を創れる棟梁は日本に何人いるでしょうか??

本来の宮大工の腕の見せ場がなくなってきているのが今の現状です。

法隆寺の昭和の大改修を手がけた西岡常一棟梁も仕事が無いときは畑を耕したり

鍋の蓋を作って食べ繋いでいたそうです。真の棟梁ってとても質素で仕事だけに

人生を費やしていたのです。この平等院鳳凰堂を創った棟梁もそんな生活を

していたのではないでしょうか。。。?ロマンだねぇ~

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下り棟の先端の鬼瓦も非常に趣のある形でした…龍の顔かな??

屋根の天辺に乗っている鳳凰もこれはレプリカで本物は同敷地内の

資料館にありました。間近でその造りを見ると4つのパーツに分けて

鋳造し、それを組み合わせてこの形になっていました。960年前から

これだけの技術を持った職人さんがいたことが嬉しかったです。

今の日本の工業技術は世界のトップですが、昔こんな職人さんが

「もっといいものを創りたい!」と思っていたDNAが今に伝わって

いるのではないでしょうか。。。?ロマンだねぇ~☆

 

今回、久しぶりにすんばらしい建物を見て、また良い刺激をもらいました(^o^)/

本当に行って良かったぁ~☆☆☆

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