先々週の終わりに祖父が他界しました。
昨年の3月2日に病院の予約をするため朝6時半ごろに
病院へ行ったのですが、その病院の入り口の階段から転倒
して脳挫傷となりました。その時はもうあとどれぐらい
生きられるか分からない状況でしたが、その入院から1年
と16日間頑張って生き続けてくれました。
写真は一昨年の夏休みに遊びに行った時のものです。
祖父は大正7年3月12日生まれで満99歳でした、数えで
いうと100歳ということになります。
人は誕生してから生まれてくるまでの十月十日はお腹の中で
過ごしますので、祖父の生命が誕生してから約100年間
生き続けたということになります。。。(^^)
この日は協会の旅行で別府にいましたが、午前中に別府を
発ってお昼過ぎには病院へ行きました。親族も入れ替わり
ながら付き添っており、モニターの数値が徐々下がって
くると親族全員が集まってきてそれぞれに祖父への感謝の
言葉をかけました。
物静かで多趣味な祖父ですが、非常に芯の強い人だったのが
長生きできた秘訣でしょうか。
また92歳の時に家を建て替えしたことも元気の源だった
のかもしれません(#^^#)
そうそう、私がこちらに帰ってきて今日で丸13年となり
ました。当時と比べると自分を取り巻く環境は大きく変わり
ましたが、急激に無理な変化ではなく自然の流れで今の自分
がいるのだと思います。祖父が他界したのも自然の流れであり
それと同時に子どもたちが成長していくのも私が少しずつ
老いていくのも自然の流れです。
そんな流れに寄り添いながら日々目の前の物事に真摯に向き
合っていこうとあらためて思った祖父とのお別れでした。