様々な工事を経験していると、自分が得意な分野や
不得意な分野が存在します。
今回の難所は得意とか不得意ではなく一言でいうと
「難しい」です( 一一)
この亀の甲のようなRC造の屋根・・・
どうやって納まっていくんだろうか?
着工前は思いっきり他人ごとに思えていましたが、いざこの
難所に着手する段階になると鉄筋の納まりを現実的に考え
なければならない状況となりました。
最初は誰かが考えてくれるだろう、と甘い期待を持っていました。
なんせ私にはこんなに難しい配筋を考えた経験がなかったもので。
しかし、工事の流れは待ってくれません、日々着々と進んでいきます。
一生のうちでこのような構造体を造ることはもう2度とないかも
しれません。せっかくだからとことん考え抜いてしっかり納まる
施工図を書こう!と腹をくくりました☆
こちらが考える以上に職人さんがしっかりと納まりを考えながら
施工してくれたおかげでこの難所も無事に納まりつつあります。
明日にはこの屋根が全面鉄筋で覆われるので、この姿も見納めです。
苦心して納まりを考えた鉄筋たちも来週には見えなくなってしまいます。
少し寂しい気もしますが、一方で1日も早く完成を迎えたいなぁと
思います☆