2011年に起きた未曾有の大惨事から丸4年が経ちました。
復興は少しずつですが進んでいるようにも感じつつ、原発
関連は未だ明るい希望が持てない状況であります。
この大惨事により我々の業界にもたくさんの影響がありました、
当時は資材不足・・・工場が被災して生産が間に合わずに
工期が延びた現場もありました。また、エネルギーに対する
関心が高まり太陽光発電が爆発的に普及しました。
いつかこんな時代が来るとは思っていましたが、震災をきっかけ
に普及が加速しましたね。
4年前の5月に災害復旧ボランティアとして宮城県岩沼市に
滞在した時、一番最初に見た災害状況です。
私は公園にテントを張って過ごしました。この時を思い出すと
今布団の上でゆっくり眠れる幸せをあらためて実感します。
短い期間でしたが、現実を自分の目で見ることに大きな
意義があったと思います。
あり得ない光景ですがこれも現実です。(石巻市)
震災から2年経った一昨年、再び岩沼市と石巻市を
訪ねてみました。
建物の残骸等はきれいに片づけられていましたが、その先が
何も進んでいないような状況でした。これからこの被災地のため
に何が出来るか?
先ずはこの記憶を絶対に無くさないことですね。