「自然素材の家」「健康住宅」とありますが、何をもって自然素材・健康住宅
というかご存知ですか?見た目に木が見えていたら自然素材なのか?
壁が塗り壁だったら健康住宅なのか?答えは簡単です、「化学物質」を
使わなければ良いのです。究極を言えば、壁も土壁でやれば完璧な
自然素材の健康住宅ということになります。築50年以上の家はほとんどが
そのような造りになっています。だから、昔の人にはアトピーや喘息が
ありませんでした。この原因は明らかに住宅に使われている新建材から
発生するVOC(揮発性有機化合物)であると言われています。
ではVOCはどのような部分から発生するのか?
接着剤系:ベニヤ板・フローリング・集成材・クロス・塗装品etc
気をつけなければならないのは、家だけでなく、家具からも多くのVOCが
発生しているということです。
塗り壁にしても結晶レベルで見た時に珪藻土は尖っていて、肺胞に
入ってしまったら排出することができません、後々肺がんになる
可能性が高いということです。反対に漆喰は結晶が尖っていないので
排出が可能です。何故昔から日本の家屋に漆喰が使われてきたのか?
他にも匂いを分解し、調湿作用があることなどを先人達が認識していた
からであります。
更に、無垢の木を見せる造りは調湿に最も優れています。湿気の多い
梅雨時に水分を吸収し、乾燥する冬にその水分を放出します。
つまり自然の空気清浄機と同じだということです。したがって計画換気
をするためにいくつも換気扇を使う必要もなく、分厚い無垢材の床は
1年を通して裸足で過ごせるぐらい暖かく、究極のECOな家ですね。
上記の条件を満たしてこそ真の自然素材の家、真の健康住宅と言えます。
無垢材だからといってピカピカに塗装しているのは合板のフローリングと
何ら変わりはありません。家具から発生されるVOCを分解できる壁材
でなければ、引っ越してから不健康になっていきます。
そんな弊害のある材料を一切使用しないのが喜楽な家です。
明日から完成見学会を開催する家も全てが安全・安心な自然素材の
健康住宅です。玄関に入り、深呼吸すれば違いが分かります。
百聞は一見に如かず。
真の自然素材の家を存分に体感して下さい!