この時期になると戦争や原爆にちなんだTV番組などが
放映されますが、私が幼少の頃と比べるとその情報発信
の量は格段に減ったように感じます。それだけ意識や関
心が薄れてきている、ということでしょうか。
自分が産まれる前の出来事って遠い昔の事のように思っ
ていましたが、この歳になってみるとそんなに昔の話し
ではないのだなぁと感じます(^^;
これは高鍋駅の南側にある踏切の擁壁です。ごく普通に
なんの違和感もなく目に入ってくる光景ですがよーく見
てみると・・・??
壁に無数の凹みがあります。実はこれ、第二次世界大戦
の際の戦闘機からの銃撃の跡だそうです。
当時、この辺りに酒蔵があったそうでその煙突(工場)
をめがけて攻撃を受けたそうです。75年前の出来事が
つい最近の事のように感じる遺構がそこらへんに眠って
いるとすると、戦争が起こったことはそう遠くない昔の
話だということです。
よく祖父母より戦争の体験談を聞かされていました、私
が記憶している範囲だけでも子どもたちに伝えていきた
いと思います。