「打ち放し」というとゴルフ練習場をイメージする方が
多いと思いますが、私の場合はコンクリート打ち放し仕
上げのことを言います。
バブルの頃はとにかく打ち放しが流行り、そこら中にコ
ンクリートむき出しの建物が建ちました。当時の打ち放
しはその名の通り、表面の保護等も行っていないので今
は劣化している建物を多く見かけます。
そんなコンクリート打ち放しをいつまでも綺麗に保てる
技術も進化してまいりました!そしてその技術は新築時
のみならず、古くなった打ち放しを新築時の状態に戻し
たり、コンクリート打設時の打継ぎ部が目立ってしまっ
た時の補修などコンクリートに関する様々な場面で活躍
しております(#^^#)
こちらの塀はコールドジョイントと呼ばれる打継部が目立
ってしまった塀です。機能的には問題ありませんが、見た
目が気になります。
これがどのように生まれ変わるか・・・??
なっ、なんと!!どこにコールドジョイントがあったのか?
全く分からなくなりました(^^)/
間近で見てもこの通り!!これで表面の保護にもなります
ので一石二鳥です!!
長く美しいコンクリート打ち放しの建物や工作物を作るこ
とが可能となりました。ひとつだけ注意点があります、そ
れは人の手による仕上げですので出来上がりの品質が職人
さんの技量に左右されるということです。
現在建設中のなかしま保育園も一部打ち放し仕上げを採用
しています。順次、仮設足場が外れていきますのでお近く
をお通りの際はこの建物のコンクリート打ち放し部分の仕
上りの美しさにご注目ください!!( ^^) _旦~~