先週末は青年会議所の京都会議に行ってまいりました(^^)/
新年の忙しい時期ではありますが、1年のスタートに日本の会頭の所信を
聞くことで、今年どうやって活動していくかという指針が見えてきます。
また、様々な委員会がそれぞれの分野でのフォーラムを開催し、その流れに
ある委員会をそれぞれの地方で担当する会員もやはり、ここで活動の指針
を得ることが出来ます。
会場は毎年京都国際会館です。
メインホールでは、アサヒビール名誉会長の中條高徳氏をお迎えしての
フォーラムが開催されました。その中で日本人としての誇りを持ち、国民が
この国の歴史をしっかりと知ることが重要であることをあらためて実感しました。
また、地域のブランド力を高めるヒントを得るために、世界で活躍する
工業デザイナーの奥山清行氏のフォーラムに参加しました。3万という
価格で1000年で2秒しか誤差の無いS〇IKOよりも3日も放置すれば
ゼンマイが止まってしまう150万円のROLE〇が売れるのは何故か?
前者は精度は高いが、中の基盤の寿命が4~6年であり、元の値段が
3万円の物を1万円かけて修理するのか?という価値観があります。
後者は時計は正確な時間を見るものでは無く、身につけるものであり、
とにかく丈夫である。土の中に100年埋めて掘り出してもすぐに動く。
だから親子代々受け継ぐことができるもの。それがブランド力であり、
それを保つためにブランド力がある会社は様々な犠牲を払っている
ことを知りました。時計は時計。でも、作る会社によってその捉え方は
全く違うし、そこでターゲットが決まっているのですね。この奥山氏は以前、
プロジェクトXか情熱大陸で見ました。イタリア人以外で初めてエンツォ
フェラーリのデザインをした方でした。大変勉強になりました。
会員拡大セミナーも開催されました。40歳で卒業するという組織を
継続していくにはいつでも仲間を増やしたいという意識を常に持ち続ける
ことが大切です。会社にしても組織にしても同じですが、自分が所属して
いる会社や組織の魅力は全員が発信できなければなりません。
発信できない人がいるとすれば、そのような人がその魅力を下げている
のだと思いますし、魅力を感じないのならいる理由がありませんね。
日曜日は朝5時前に起床、新大阪から京都の会場へ入り、早朝会議
にオブザーブしました。ここ1週間の平均睡眠時間は4時間弱、どこかで
ゆっくり眠りたい気分です。
新年式典も終わり、最後は延岡から参加したメンバーで記念撮影。
クタクタな状態ですが、全ての任務を終え飛行機までのわずかな時間に
京都観光へ向かう私たちでした。
おいまい